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THINKING ABOUT “COCKTAIL” by Taste AND Sense Vol.3

こんばんは。

 

 

サブ店長の橘です。

 

 

Taste AND Senseの入り口ではおっきなクリスマスツリーが登場。

 

 

いよいよ年末です。

 

 

前回のブログでご案内した年内までの限定メニューに僕が監修したホットカクテルも仲間入りしております。

 

 

寒さが一層厳しくなる季節ですので、是非ご利用下さいませ!

 

 

さて僕の自己満コラムも第三回目… 本当に興味がない人には全く響かないであろう内容ではありますが、無邪気に頑張ってまいります。

 

 

 

 「THINKING ABOUT “COCKTAIL” by Taste AND Sense

 

 

 

第三回「Name Of Cocktail」

 

 

 

前回と重なる部分ではありますが、バーテンダーが頭に入れておくべきカクテルの数はかなりの量になります。

 

お客様が安心してオーダーをし、ドリンクをスムーズに提供するためにはやはり相応の「知識」が必要になるからですね。

 

お客様にポンっと投げられた「カクテル名」から「材料」→「適したグラス」→「氷の形状」→「技法」を頭の中から引っ張り出します。

 

その上でもしお客様の好みがあった場合、そこで「アジャスト(調整)」をすることも必要です。

 

例えば「ボストンクーラー」というカクテルを頼まれた場合、僕は「最後にソーダで割るか、ジンジャーエールで割るか」をお聞きします。

 

このカクテルはどちらの場合も有り得るからです。

 

例えば「ワインクーラー」を頼まれた場合は、僕は「Taste AND Senseでご提供しているレシピは…」と材料をご説明致します。

 

「ワインクーラー」は「絶対にこれ!」というレシピは無く、店やバーテンダーによって変わってしまうカクテルだからです。

 

そんな具合に、名前が付いたカクテルには必ずレシピがあるのですが、バリエーションがあるものもございます。

 

これに関しては完全なる「バー知識」の問題。

 

そのお客様が以前に飲んだ「ボストンクーラー」がソーダで割ったものだったとして、その味を求めてオーダーした場合、僕がジンジャーエールを用いたら物が変わってしまいますよね…

 

そこを補う物、要求されるものがバーテンダーの「知識」なのだと思います。

 

因みに「クーラー」と名の付くものは「レモン・ライムなどのジュースの甘味を加え(ソーダ・ジンジャーエールも時には加え)、清涼感のある、すっきり飲みやすいものにする」というスタイル(技法)で作られたカクテルのことです。

 

「ジンバック」、「テキーラバック」などの「バック」も同じく製作過程のスタイル。

 

ベースにレモン果汁を加え、ジンジャーエールで割るものが「バック」なのです。

 

ちょっと面白く感じていただけましたか?

 

カクテル名と言えば、「アイスブレイカー」というカクテルがありまして。

 

テキーラベースのカクテルなのですが、こちらは「氷を砕く」→「雰囲気を変える・和ます」という慣用表現から付けられた名前らしいです。

 

由来は様々ですね。

 

調べると結構おもしろい由来のカクテルや、ちょっと気取った由来のカクテルもあって興味深いですよ。

 

もちろんファッションや音楽などのカルチャーと一緒になぞってみても◎。

 

 

気になったものからレシピを調べて、「これ作れます?」って僕に無茶振りしていただいても構いません。

 

そんなカクテルにまつわる「ストーリー」を感じさせる「名前」に関してのお話でした。

 

ではまた次回。

 

 

 
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December 15, 2015, 6:51 PM

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